鏡山展望台目次
さあこの度私が訪れておるのは九州地方の佐賀県です。
佐賀県は九州地方の中でも1番西に位置して、福岡県と長崎県に囲まれています。
佐賀県内には九州佐賀国際空港があり東京・羽田空港からは飛行機で約2時間で到着します。
また佐賀空港から上海までは飛行機で約2時間・台湾までは約2時間15分と東京に行くのと同じ所要時間で遊びに行けることができるのです。
佐賀県はのんびりとした田園風景が広がっており、農業や水産業がとても盛んな県となっています。
佐賀県内には有名な陶磁器・のんびりゆったり過ごせる温泉・古から伝わる歴史のある建物や文化・大自然の中で育った野菜や果物だと魅力がたっぷりとあります。
今の時代、昔の文化に触れ合うことができる機会は多くありません。
歴史を学ぶこと建物や文化をより一層深く知ることができまた違った見方になります。
そんな今回の旅は、そんな大自然の景色を一望できる「鏡山展望台」に足を運んでいます。
「鏡山展望台」からは雄大な景色を見ることができ唐津市の大自然を全身で感じることができます。
ここからの魅力をたっぷりとお伝えいたしますので最後までお付き合いの方よろしくお願い致します。
「鏡山展望台」がある唐津市は佐賀県内の北西に位置しており、佐賀市に次いで県内で第2位の人口を有しています。
唐津城や虹の松原など伝統的な建物がたくさんあり、また大自然も多く住みやすい街として知られています。
癒される場所やパワースポット、そして美味しい野菜や果物や海で採れる魚介類など魅力がありすぎて伝えきれません。
島に山に海に川に遊ぶところに困ることはなく地元の方はもちろん、多くの観光客が訪れています。
そんな大自然に恵まれている唐津市ですが、市内の中心には「鏡山」という綺麗な山があります。
「鏡山」は標高が284メートルでその山頂が展望台となっており、どの角度から見ても台形に見えることで知られています。
「鏡山展望台」からこの眼下に見えるのは市街地はもちろん、国の特別名勝・虹の松原や唐津湾・海に浮かんでいるように見える島々など見どころがたっぷりとあります。
また、「鏡山展望台」までの道のりは鏡山のふもとから山頂まで約5キロの距離となっており、絶好のドライブコースとしても人気を誇っております。
鏡山の山頂に開かれている展望台ですがとても広い敷地面積となっており、想像を超える展望台の作りとなっています。
展望台以外にも休憩所や芝生の広場が整備されており春には桜・秋には紅葉などの花の名所としても知られています。
またこの周辺では山々からパラグライダーをしている人も多く、この鏡山展望台から大空の中を飛んでいる姿を見ることができます。
どこまでも続く海原はとても幻想的な雰囲気を作り出してくれています。
また、この「鏡山展望台」は古くからの歴史があり、奈良時代からさなざまな歌人がこの場を訪れ、万葉の歌を残したと伝えられています。
「肥前風土記」や「万葉集」にも登場する「松浦佐用姫」の悲恋物語の舞台としても有名のなっており展望台の敷地内には「松浦佐用姫」の銅像が飾られています。
そんな昔から存在している鏡山で今も昔の同じ景色が見えることは地元の方々がとても大切にされてきたんだなと感じることができます。
この「鏡山展望台」からは唐津湾を一望することができます。
この目の前に広がる唐津湾はどこまでも広がり何時間でも見つめることができます。
また、ここから見る夕焼けもとても美しいです。静かな風情のある景色と共に沈みゆく夕日を見ると1日の終わりをゆっくりのんびりと締めくくることができます。
そしてなんと言ってもここから見ることのできる虹の松原に注目して頂きたいです。
4.5キロの距離にもなる虹の松原をフルサイズでこの位置から眺めることができ、景色を独り占めできるような感覚になります。
虹の松原はその街道を歩く楽しみがもちろんですが、上空からの景色もまた違った良さや雰囲気があり、とても風情のある素敵なものとなっています。
また天気の良い日には海に浮かんでいる「壱岐」の島影も見ることができます。
あちらに見える壱岐島は長崎県の離島となっており沖縄県の海にも負けないほどのエメラルドグリーンの海を楽しむことができます。
ウニや新鮮な魚介類などが名物となっており、島内にはなんと150以上もの神社があり島全体がパワースポットとして有名な島となっています。
お時間のある方は島めぐり&神社巡りをしてみるのはいかがでしょうか。
そして周りの植物ですが、春になると桜やツツジがたくさん見ることができ、お花見の名所として有名になっております。
桜の木はなんと約4キロにも及ぶ登山道に咲いていて、桜のトンネルの中を歩くことができます。
「鏡山展望台」にはトイレも設置されており、小さなお子様がいる家庭でも安心して訪れることができますね。
また、無料駐車場の付近には、お土産屋さんが並び唐津市の限定品や特産物などを購入することができます。
昔からの雰囲気を感じることのできるお土産屋さんは私たちの心を癒してくれますよ。
この「鏡山展望台」の周辺には桜の名所やツツジなどの名所がたくさんあります。
テーマパークのような観光スポットはありませんが自然を大切にした景色を楽しむことができます。
「鏡山のツツジ」は地元の方の素晴らしい努力によきちんと整備されていて美しさが抜群です。段々に生えているその姿には圧巻の一言です。
そして、展望台から眼下に見ることができたこの「虹の松原」にはすぐ目と鼻の先なのでぜひとも訪れていただきたいです。
「虹の松原」は日本三大松原のひとつであり、長さ4キロ・幅500メートルにも及ぶ森林がこのように広がっています。
見渡す限りにこの大きな立派な松が植えられており、松と松の間に見ることのできる青空がより美しさを強調させてくれます。
ここは海岸沿いになっているので、ゆっくりのんびり、波の音を聞きながらお散歩することもできます。
一定の間隔でベンチも設置されてるので座りながらぼーっと海を眺めることもできますよ。
少し距離が離れてしまいますが、「唐津城」もおすすめです。
鶴舞公園内にあり鶴舞橋から見上げるこの姿はとても立派な景色で絶景そのものです。
また、天守閣からの眺めは先ほど訪れた虹の松原を一望できここからの景色も感動そのものです。
鶴舞橋からの景色を写真に撮ろうと多くの方がカメラを持って並んでいます。
「唐津城」は駐車場から敷地内まで少し距離があるので小さなお子様や年配の方には少し大変かもしれません。
ですが、この絶景の景色はひとりでも多くの方に体験して頂きたいです。
他にも恵日寺庭園や恵日寺、島田塚古墳など見ることによって歴史を感じられる名所も多くあります。
佐賀県内には古墳がたくさん存在していて、この古墳の形はみなさんも一度は耳にしたことがあるかとは思いますが前方後円墳となっています。
「鏡山展望台」からは歩いて8分ほどで到着できますので、是非勉強も兼ねてお越しいただきたいです。
また少し距離が離れてしまいますがお時間のある方には、こちらの「七ツ釜」に遊びに来ていただきたいです。
こちらは自然界が作り出した洞窟になっていて、船でその洞窟の中に入って行くことができます。
透き通る水はエメラルドグリーンのような色をしており、洞窟の中はまさに神秘的な世界となっています。
唐津市内で誰もが訪れる観光スポットとなっており、唐津市と言えばここ!という代表的なものとなっています。
今の季節はとても暑くこの透き通った水を近くで体験し少しでも涼しさを味わえたらと思っております。
では今までご紹介してきました「鏡山展望台」へのアクセス方法をお伝え致します。
自動車以外にもバスや電車を利用して行くことができますが、山頂まで行くのであれば断然、自動車でのアクセスをおすすめ致します。
と言うのも、山頂まで行くのにシャトルバスなどは運行されていないためバスや電車で最寄り駅で降りた場合、歩くかタクシーを利用しなければなりません。
約5キロほどの道のりを歩くのはとても大変です。
山道になっていますし坂道がとても多いです。
普段、登山などをして体力に自信のある方はいいですが、小さなお子様連れの方や年配の方などは少し厳しいかと思います。
また、タクシーを利用する際も周辺は山なので待ち時間が少しかかってしまいます。
タクシーを利用する際はお時間に余裕を持ってお越しくださいね。
ではアクセス方法ですが、まずは自動車での方法です。
長崎自動車道多久ICから車で約40分ほどで到着致します。
遠くからでもこの鏡山は発見できるのでこの山を目印として道なりにお進みください。
もう少し分かりやすくお話すると、JR鏡山駅から車で約20分ほどの距離感になります。
また、JRを利用した電車での方法ですが、JR筑肥線虹の松原駅から徒歩90分となっています。
90分も歩くのは大変厳しいと思うので電車でのアクセスは少し難しいかなと思います。
では、最後に路線バスを利用したアクセス方法ですが、唐津大手口バスセンターから昭和バス宇木・半田行きに乗り、「バス亭・鏡山入口」で降ります。
バスでは鏡山のふもと付近まで来ることができますが、先ほどもお伝えしたようにバス停で降りたあとに山頂まで歩いて行くかタクシーを利用することとなります。
やはり1番のおすすめは自動車ですので、レンタカーを利用しドライブがてらこの「鏡山展望台」を目指すのはいかがでしょうか。
また、最後に駐車場情報ですが大きな約175台ほどを停車することのできる無料駐車場が完備されています。
とても敷地が広く、大型バスなども停車することができ、運転が苦手な方や初心者の方でも安心して訪れることができると思います。
是非一度、ドライブと一緒にこの「鏡山展望台」にお越しくださいね。